家でできるハンドメイドの10選|初心者におすすめのジャンルは?

趣味

新しい趣味がほしいと考えているものの、お金がかかる趣味や外出するアウトドアな趣味は抵抗があるという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、家でできる初心者におすすめのハンドメイドの趣味10選を紹介していきます。ハンドメイドを始める流れやハンドメイドのやり方を学ぶ方法なども合わせて解説していくので、新しい趣味を見つけたいという方はぜひ参考にしてみてください。

ハンドメイドは初心者でも始められる?

自分で裁縫やアクセサリー作りをするとなると、ハードルが高いように感じてしまうかもしれませんが、実はハンドメイドは初心者でも比較的始めやすい趣味です。最近では、百均でハンドメイドに必要なアイテムやキットが販売されていることもあるので、初期費用があまりかからず、初心者でも気軽に始められます。

家でできるハンドメイドは、天候や時間に左右されることなく自分の時間を楽しめる趣味の一つです。趣味に没頭するうちに、本格的なハンドメイド作品を作れるようになることもあるでしょう。今までハンドメイド作品を作ったことがないという方も、ぜひこの機会に挑戦してみてください。

ハンドメイドを始める流れ

ハンドメイドと一言でいっても、その種類はさまざまです。そのため、ハンドメイドに初めて挑戦する方は、まずどのジャンルのハンドメイドを始めるのかを決めましょう。ジャンルによって必要な道具や作り方が異なるので、自分が興味のあるハンドメイドを探してみてください。

挑戦するハンドメイドのジャンルを決めたら、本やサイト、YouTubeなどを参考に必要な道具やパーツを揃えます。ハンドメイドに必要なパーツが揃っている初心者向けのキットを購入してみるのもおすすめです。

道具やパーツを揃えたら、本やサイト、YouTube、キットの説明書などを参考に実際に作ってみましょう。自分で作るのに自信がない方は、体験教室に通ってみるのも一つの手です。

家でできる趣味として初心者におすすめのハンドメイド10選

ここからは、家でできる初心者におすすめのハンドメイドの趣味10選を紹介していきます。百均などで簡単に道具やパーツを揃えられるジャンルばかりなので、ハンドメイドの経験がない方でも気軽に始められるでしょう。ハンドメイドに興味があるものの、自分が興味のあるジャンルが分からないという人は、ぜひ参考にしてみてください。

ハンドメイドの種類特徴最低限必要な道具
羊毛フェルト専用ニードルで羊毛を刺してさまざまな形を作る・羊毛
・専用ニードル
刺繍刺繍糸で布に文字や絵柄を縫って装飾をする・布
・刺繍針
・刺繍糸
レジンアクセサリーUV・LEDライトでレジン液(樹脂)を固めてアクセサリーを作る・レジン液
・UVライトまたはLEDライト
・ミール皿またはシリコンモールド
・レジン液に入れたいパーツ
ビーズアクセサリーテグスやワイヤーにビーズを通してアクセサリーを制作する・ビーズ
・テグスまたはワイヤー
ワイヤーアクセサリーペンチやニッパーでワイヤーを加工してアクセサリーを作る・ワイヤー
・ニッパー
・ペンチ
レザークラフト皮革を加工して小物や雑貨を作る・カッター
・カッターマット
・丸ギリ
・その他
※初心者キットがおすすめ
キャンドル作りワックスを溶かして自分の好きなデザインのキャンドルを作る・ワックス芯
・キャンドルの型
・その他
ハーバリウムドライフラワーと専用オイルを瓶に入れてインテリアフラワーを作る・ガラス瓶
・専用オイル
・好みの花材
フラワーアレンジメントさまざまな種類や色の花を組み合わせて花器に飾りつける・新鮮な花材
・花器
・吸水フォーム
・その他
ミニチュアガーデン小さな器の中に植物や小物を置いて庭を作る・器
・好みの植物
・飾りたい小物

羊毛フェルト

羊毛フェルトは、専用ニードルで羊毛を刺すことでさまざまな形を作るハンドメイドです。ミシンなどの道具を揃える必要がなく、羊毛を刺すだけでという簡単な作業でできるので、初心者でも挑戦しやすいジャンルです。

完成するまで羊毛をニードルで刺していくのは根気がいるため、単純作業が好きな方や一つの作業を黙々と行うのが得意な方に向いています。

単純な形であれば初心者でも難しくありませんが、本物の動物のようなデザインで作るとなると高い技術が必要です。やりがいがある趣味を求めている方や、長く楽しめる趣味を探している人は、ぜひ挑戦してみてください。

必要な道具

  • 好きな色の羊毛
  • 専用ニードル(羊毛針)
  • フェルティングマット

羊毛と専用ニードルがあれば始められますが、ニードルでテーブルを傷つけるのが不安な方や本格的に始めることを検討している方は、フェルティングマットも用意しましょう。

刺繍

刺繍は、刺繍糸で布に文字や絵柄を縫って装飾をする方法で、布・刺繍針・刺繍糸があれば始められます。布の種類や刺繍糸の色、縫い方によって印象が大きく変わるため、さまざまな作品を作り出すことが可能です。

簡単なデザインの刺繍であれば、初心者でも難しくはありません。刺繍のスキルが上がっていけば、自分の描いたイラストを布に写して刺繍をすることもできるため、絵を描いたりデザインを考えたりするのが好きな方にも向いているでしょう。

自分のペースでコツコツ作品を作っていきたいという方におすすめの趣味です。

必要な道具

  • 刺繍針
  • 刺繍糸
  • 刺繍枠
  • トレーサー
  • 刺繍用コピーペーパー
  • トレーシングペーパー

最低限の道具で刺繍を行うのであれば、布・刺繍針・刺繍糸の3つがあれば問題ありませんが、キレイに刺繍をしたい場合は刺繍枠も購入しておきましょう。どれも百均で購入できるので初期費用が抑えられて、「続くか分からない趣味にお金をかけるのは不安」という方でも始めやすいです。

自分の描いたイラストで刺繍をしたいという方は、刺繍に慣れてきたタイミングでトレーサー・刺繍用コピーペーパー・トレーシングペーパーなどを用意してください。

レジンアクセサリー

レジンアクセサリーは、UVライトやLEDライトでレジン液(樹脂)を固めて作るハンドメイド作品です。レジン液を流し込むミール皿のデザインを選んだり中にパーツを入れたりすることでオリジナリティのある作品になります。

樹脂を固めて作ると聞くと難しい作業に思えてしまうかもしれませんが、基本的な作り方を知っていればあまり難しくはありません。慣れてくると作れるアクセサリーの幅が広がって、作る楽しさが増していくでしょう。

必要な道具

  • レジン液
  • UVライトまたはLEDライト
  • ミール皿またはシリコンモールド
  • レジン液に入れたいパーツ

ミール皿はレジン液を流し込めるように皿状になっているアクセサリーパーツです。100均に売っているものだけでもさまざまな形やデザインのものがあるので、簡単にオシャレなアクセサリーを作れます。

シリコンモールドは、お菓子を作る際のシリコンモールドのようなもので、レジン液を流し込むことで簡単に形を作ることが可能です。100均でレジン用の半透明のシリコンモールドが販売されているため、高い費用をかけずに挑戦できます。

作るものによってはアクセサリー金具も必要になるので、自分が作りたいアクセサリーに必要なパーツをあらかじめ確認しておくと良いです。

ビーズアクセサリー

ビーズアクセサリーは、テグスやワイヤーにビーズを通してアクセサリーを制作するハンドメイド作品です。幼少期にビーズアクセサリー作りをしていたという方もいるかと思いますが、ビーズの種類にこだわったり金属製のパーツを取り入れたりすることで、子どもが作るものよりも本格的なアクセサリー作りができるようになります。

慣れてくると売り物のようなオシャレなビーズアクセサリーを作れるようになるので、自分の理想のアクセサリーを手作りしたいという方におすすめです。

必要な道具

  • ビーズ
  • テグスまたはワイヤー

ビーズ、テグスもしくはワイヤーがあればビーズアクセサリー作りを始められます。伸縮性のあるテグスを選ぶと、金具がなくてもアクセサリーの装着がしやすいので初心者におすすめです。

より凝ったデザインのビーズアクセサリーを作りたい場合は、マルカンやチェーンなどの金具や金属製のパーツを購入してビーズと組み合わせてみると良いでしょう。金具を使用する場合は、ペンチやヤットコなどの道具を用意しておくとアクセサリー作りがスムーズに進みます。

ワイヤーアクセサリー

ワイヤーアクセサリーは、ペンチやニッパーなどの道具を使ってワイヤーを加工してアクセサリーを作るハンドメイドです。ワイヤーのみで作ったり、ビーズや天然石と組み合わせて作ったり、ワイヤーの素材や太さを変えたりなど、工夫次第でさまざまなデザインのアクセサリーを制作できます。

使用する道具が少なく作業スペースもコンパクトなので、初心者でも挑戦しやすいです。一方で、自分の作りたいデザインに合わせてパーツから作るため、自由度が高くハマれば長く楽しむことができるでしょう。

必要な道具

  • ワイヤー
  • ニッパー
  • ペンチ

ワイヤーアクセサリーは、ワイヤー、ニッパー、ペンチの3つがあれば始められます。天然石やビーズと組み合わせたアクセサリーを作りたい場合は、自分が取り入れたいパーツも用意しておきましょう。複雑な形を作るのであれば、丸ヤットコや平ヤットコなどの工具もあると便利です。

レザークラフト

レザークラフトは、皮革を加工して小物や雑貨を作るハンドメイドです。一般的には牛皮を使いますが、馬、羊、豚、蛇、ワニなどの皮を素材として使うこともあります。初心者向けのキットなども販売されているので、経験がない人でも挑戦しやすいでしょう。

キーホルダーやキーケースなどの小さめのものから作り、慣れてきたら財布やバッグなどの大きなものに挑戦してみてください。

必要なもの

  • カッター
  • カッターマット
  • 丸ギリ
  • 菱目打ち
  • ハンマー・木槌
  • ゴム版
  • 接着剤
  • 塗布用ヘラ
  • 縫い糸
  • 縫い針
  • ネジ捻
  • スリッカ
  • コバ・床面磨き剤

レザークラフトを行う場合、上記のような道具が必要になります。あくまでも最低限必要なものなので、作りたいものが決まっている方は他に必要な道具がないかを確認しておきましょう。

今まで紹介したハンドクラフトと比べると必要なものが多く、道具を揃えるのが大変なイメージがあるかもしれません。レザークラフトに本格的に取り組みたいという方は、必要な道具をまとめて購入できるレザークラフトキットを購入するのもおすすめです。

キャンドル作り

キャンドル作りは文字通り、オシャレなインテリアとしても人気のキャンドルを自分の好きなデザインで作るハンドメイドです。

キャンドルと一言でいっても、透明な素材を使ったジェルキャンドル、大豆でできた植物油を使用したソイキャンドル、水に浮かべるフローティングキャンドル、香りがするアロマキャンドルなど、さまざまな種類があります。

色やデザイン、匂いなどをこだわりながら作れば、キャンドルを灯している間だけでなく制作過程も楽しめるので、趣味としても人気のハンドメイドです。普段からキャンドルをインテリアとして飾ったり匂いを楽しんだりしている人は、この機会にキャンドル作りに挑戦してみるのも良いでしょう。

必要な道具

  • ワックス
  • 割りばし
  • キャンドルの型
  • ボウル
  • 鍋またはフライパン

キャンドル作りに必要な道具は、キャンドルの種類によって大きく変わります。キャンドル作りに挑戦する方は、自分がイメージしているキャンドルを作るためには何が必要なのかをあらかじめ調べておくと安心です。

ハーバリウム

ハーバリウムは植物標本という意味で、元々は植物を保存して研究するための技術でした。現在は観賞用のインテリアとして人気があり、自分で手作りするという人も少なくありません。

ドライフラワーと専用オイルを瓶に入れるだけで作れるため、初心者でも気軽に楽しみやすいハンドメイドの一種です。瓶の形や花の種類が豊富で自由度が高く、自分だけのオリジナルのハーバリウムを作れます。「部屋に花を飾りたいけど生花の手入れをする余裕がない」という方にもおすすめです。

必要な道具

  • ガラス瓶
  • 専用オイル
  • 好みの花材
  • ピンセット
  • ハサミ

ガラス瓶、専用オイル、花材があればハーバリウムを作ることが可能です。茎の長さを調整したい、花の位置を細かく整えたいという方は、ハサミやピンセットもあらかじめ用意しておきましょう。

また、花材に水分が残っていると腐敗してしまうため、花材はドライフラワーかプリザーブドフラワーを使用するようにしてください。

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントは、花器の底に吸水フォームを敷いて花を挿して飾りつけることです。花の種類、色、長さ、組み合わせなどが自由で、オリジナリティのある作品を作れます。花瓶やガラス瓶、バスケット、ボックスなど、花器も自分の作りたいアレンジメントや飾る場所に合わせて選べるため、非常に自由度が高いハンドメイドです。

花が好きな方はもちろん、家を華やかにしたい、大切な人に花をプレゼントしたいという方にも向いているでしょう。季節の花を取り入れれば、趣味を楽しみながら四季の移り変わりを感じることもできます。

必要な道具

  • 新鮮な花材
  • 花器
  • 吸水フォーム
  • 花ばさみ
  • フローラルテープ
  • セロファン
  • ワイヤー

フラワーアレンジメントを行う際は、新鮮で日持ちの良い花を用意してください。朝顔などの一日花はアレンジメントに適していないので、バラ・トルコギキョウ・カーネーションなどの日持ちの良い花を選ぶのがおすすめです。グリーンや枝ものも揃えておくと、アレンジメントのバランスが良くなるでしょう。

ミニチュアガーデン

ミニチュアガーデンは、小さな器の中に植物やドールハウスで使うような小物を置いて独特の世界観の庭を作るハンドメイドです。小さな器の中で庭作りを楽しめるので、ガーデニングをしたいけど一人暮らしで庭がない、観葉植物を育てられるほど部屋が広くないといった方に向いています。

童話や絵本に出てくるような可愛らしい庭や、妖精が暮らしているかのような幻想的な庭など、実際の庭では作るのが難しい世界観も表現できるため、自分のイメージする世界を作りたいという人にもおすすめです。

必要な道具

  • 好みの植物
  • 飾りたい小物

ミニチュアガーデンに必要な道具は、主に上記の3つです。ミニチュアガーデンは自由度が高いので、器のデザインやサイズ、植物の種類や色などに制限はありません。個人の好みや作りたい庭の世界観に合わせて選べます。

ミニチュアガーデンに飾る小物は、ドールハウス用やジオラマ用のミニチュアのものを使用してみてください。どうしても自分の使いたい小物が見つからない場合は、紙粘土などで自作をするのも一つの手です。

ハンドメイドのやり方を学ぶ方法は?

ハンドメイドに挑戦をしてみたいと思っていても、どうやってやり方を学べば良いのか分からないという方のために、ここからはハンドメイドのやり方を学ぶ方法を解説します。

  • 本・雑誌
  • キット
  • サイト
  • YouTube
  • 体験教室

それぞれ詳しく見ていきましょう。

本・雑誌

ハンドメイドを趣味にしている方は多いので、やり方を説明している本や雑誌も多数販売されています。じっくりと自分のペースで学びたい人や、通勤時間や隙間時間に少しずつやり方を勉強していきたい人は、本屋で書籍を探してみてください。

キット

ハンドメイドは初心者向けのキットが販売されていることも多いので、初めて挑戦する方はキットの説明書を読みながら進めていくのもおすすめです。初心者向けのキットは必要なパーツがあらかじめ揃っているものが多く、他に必要なものがある場合も説明書に記載されているため、何を用意すれば良いのか分からないという不安を解消できます。

実物の写真と作り方の説明を読みながら作業を進められるキットはハードルが低く、経験がない方でも挑戦しやすいでしょう。

サイト

インターネットで自分が初めてみたいハンドメイドのやり方を検索すると、初心者向けの簡単なやり方を解説しているサイトが見つかります。複数のサイトでさまざまなハンドメイド作品の作り方が紹介されているため、自分の作りたい作品を探して挑戦してみてください。

YouTube

文章でやり方を読んでもいまいち把握できない、実際に動きを確認したいという方はYouTubeで調べてみると良いでしょう。ハンドメイドの始め方や作り方を紹介している動画が多数あるので、実際に作っているところを確認しながら学べます

ハンドメイドのプロの動画を見れば、「将来的にこんな作品を作っていきたい」といったやる気やモチベーションにもつながるでしょう。

体験教室・通信講座

本格的に学びたい方は、体験教室や通信講座に申し込んでみるのもおすすめです。基礎から段階的に学べて、効率良くスキルを身につけられます。応用技術も身につけていけるため、ハンドメイド作家として収益を得られるようになるかもしれません。

まとめ

初心者におすすめの家でできる趣味として挙げられるのが、ハンドメイドです。天候や時間に関係なく、自分の好きなタイミングで一人時間をじっくりと楽しめます。最近では百均でハンドメイドに必要な道具やパーツを購入できることも多いので、少ない初期費用で気軽に始めることが可能です。

ハンドメイドと一言でいってもさまざまな種類があるので、きっと自分に合うジャンルを見つけられるでしょう。ぜひ記事を参考に、自分に合うジャンルを探してみてください。

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